2017年5月10日水曜日

最新の海辺情報?!話題提供とプロジェクト紹介について


回のフォーラムでは、海辺フォーラムの歴史、開催場所である南房総、そしてテーマ・メインプログラムである「海遊び-漁業体験」に深く関係するゲストからの話題提供や、実行委員より現在進行中のプロジェクト紹介があります。

今回は話題提供をして頂くお二人より、少しだけ内容をご紹介!


★話題提供1

「海辺の環境教育フォーラム誕生秘話」



~昔々、海辺の環境教育が西伊豆から生まれたのでした~

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意思のある人と協力者が集まり、
協力してくれる地域(できればフィールドの近く)で
体験も交えながら楽しもうとする気持ちがあったので
賀茂村でスタート

ということは
どこでもやれるということでもある。

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★話題提供2

「ようこそ漁業体験の世界へ!」


大浦佳代 氏 (海と漁の体験研究所)

~「漁業体験」に行ったことはありますか?~

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体験型観光が主流の昨今、漁業体験を提供する漁村は増えていて、ふるさと納税の返礼品にも登場するほどです。漁業体験=都市漁村交流は、海の生産現場と食卓をつなぎ、漁村も漁村の外の人たちも元気にする、大きな力を秘めています。

しかし、体験の内容は地域の事情によって多種多様。社会の変化による浮き沈みもあります。

これまでに見てきた60以上の漁業体験の中から、特徴のある事例をご紹介。これからの時代に求められる漁業体験=都市漁村交流の姿を、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

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いかがでしょうか。

海辺フォーラムが始まったのは2001年。
今回の実行委員は殆どが小学生や中学生でした。

「地引網を引いた後は、用意された魚でBBQをするだけだった」

「漁師のおじちゃんがいきなりアジを素手で捌いてくれた事が、頭から離れない」

このように学校行事で地引網漁をしたメンバーも多く、協同体験としての効果や、島国である日本で漁業体験を行う意義を思い返し、今回のメインプログラムを地引網漁としました。


全国の漁業体験を取材されている大浦氏より漁業体験の効果について聞くことで、翌日の地引網漁をより有意義なものにしていきましょう。また海辺フォーラムの歴史を知ることで、今後のフォーラムの在り方、ネットワークの活かし方を考える機会にできると良いですね。




★現在進行中のプロジェクト紹介

「海が遠くても大丈夫?!インターネットを活用した環境教育」



フォーラム2日目朝の全体会では、実行委員も深く関わるプロジェクト、海辺の環境教育や海洋教育に関する活動を3つご紹介します。

今やパソコン、スマートフォンが当たり前。どこにいても、何をしていても、誰かと簡単に連絡を取り合い情報を得る事ができます。しかしその中で、過去に作られた優れた環境教育プログラム、特に紙媒体の物が埋もれて消えてしまっているという現状もあります。


そこでまずは今年からスタートした 海洋学習教材サイト「LAB to CLASS

こちらのプロジェクトを、海辺フォーラムに参加される皆さまにいち早くご紹介します。


また近年SNSWEBを使ったデータ収集に関しても、新たな動きが出ています。
昨年奄美群島から八重山諸島にかけて広範囲でサンゴの大規模白化現象が発生しました。今できる重要なことのひとつが、情報の記録。こちらに関しても、海辺フォーラムが関わるプロジェクトをご紹介します。


どのプロジェクトも全て、全国の海辺で活動する皆様にぜひ知って頂き、そして様々な形で関わって頂きたいと思っております。


周りにある便利なツールを「上手く」利用し、これからの海辺の環境教育、そして海辺フォーラムのネットワークをどのように活かすか、考えていきましょう。


★海辺の環境教育フォーラム申込締切りは 5/21!

お申込みはこちらから→http://www.kokuchpro.com/event/umibeforum/


最新の海辺の環境教育にまつわる情報交換をしませんか。
南房総でお会いしましょう!

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